長射程兵器でロシア攻撃が必要 独での支援会合でゼレンスキー氏

 【キーウ、ワシントン共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナの防衛支援を協議する関係国会合が6日、ドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地で開かれた。ウクライナのゼレンスキー大統領が出席し、長射程兵器でロシア領内を攻撃して、ロシアに戦争終結に向けた圧力をかける必要があると訴えた。

 欧米は長射程兵器の使用制限を求めており、ウクライナは撤廃が必要と主張している。ゼレンスキー氏は「ロシアをウクライナから追い出すにはさらなる兵器が必要だ」と述べ、支援国に兵器供与のペースを加速するよう求めた。

 オースティン米国防長官は、米国が2億5千万ドル(約360億円)規模の追加軍事支援をすると発表した。

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