ロシア南部の弾薬庫に無人機攻撃 数カ所で火災、住民避難

 【キーウ共同】ウクライナ保安庁は6日夜から7日未明にかけて、ロシア南部ボロネジ州の村の弾薬庫を無人機で攻撃した。弾薬庫はロシアがウクライナ侵攻で使っていた。情報筋が明らかにした。数カ所で火災が発生。州は非常事態を宣言し、住民が避難した。

 ロシア西部ベルゴロド州のグラトコフ知事は8日、ウクライナ側によるとみられる攻撃があり州内の村の住民3人がけがをしたと明らかにした。

 一方、ウクライナ内務省は8日、ロシア軍の戦闘機が7日夜から8日未明にかけて北東部スムイ州の民家を空爆したと発表した。2人が死亡し、子どもを含む4人がけがをした。

 ウクライナメディアは8日、ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州のホテルを7日夜に攻撃したと報じた。地元当局は、がれきの下の行方不明者を捜索しており、犠牲者が出る恐れがある。同州知事は8日、ロシア軍による攻撃で7日に計5人が死亡したと発表した。東部ドニエプロペトロフスク州の知事は7日、民家への砲撃で70代の女性が死亡したと明らかにした。

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