ガザ学校、9月に86人死亡 国連、軍の攻撃停止要求

 【エルサレム共同】国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は23日、パレスチナ自治区ガザで9月、避難所として使われている学校10校がイスラエル軍に攻撃され、子どもを含む計86人が死亡したと発表した。多くの民間人が巻き込まれているとして「軍の措置は不十分だ」と非難し、学校への攻撃停止を求めた。

 OHCHRによると、軍は21日以降、北部ガザ市や中部ヌセイラトにある3校を攻撃し、子ども少なくとも16人を含む32人が死亡した。軍は学校敷地内にイスラム組織ハマスの司令部があるなどと主張している。

 軍は24日もガザ各地への攻撃を継続した。

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