ガザ北部空爆で22人死亡 イスラエル、退避要求地域を拡大

 【エルサレム共同】イスラエル軍は11日、パレスチナ自治区ガザ北部ジャバリヤの人口密集地を空爆し、パレスチナ通信によると、子どもを含む22人が死亡、30人以上が負傷した。軍は6日以降、イスラム組織ハマスの再編阻止を目指し、ジャバリヤに再び地上部隊を展開。空爆も多数実施している。12日にはガザ北部の退避要求地域を拡大し、攻撃の激化が懸念されている。

 一方、イスラエル軍は11日、レバノン南部に駐留する国連レバノン暫定軍(UNIFIL)施設を2日連続で攻撃し、各国から批判が相次いだ。軍は、親イラン民兵組織ヒズボラが「意図的にUNIFILの拠点近くから攻撃している」と主張した。

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