ハマス最高幹部殺害か イスラエル軍、身元を確認中
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【エルサレム共同】イスラエル軍は17日、パレスチナ自治区ガザで、イスラム組織ハマスの最高指導者シンワール氏を殺害した可能性があると発表した。身元を確認中としている。作戦でテロリスト3人を殺害し、シンワール氏が含まれている可能性があるとしている。死亡が確認されれば、イスラエルにとって大きな戦果となる。
シンワール氏は昨年10月のイスラエル奇襲攻撃を首謀した一人とされる。ガザ内の地下トンネルに潜伏しているとされ、軍が行方を追っていた。
イスラエル軍は17日、ガザ北部ジャバリヤの学校を空爆し、ガザ保健当局によると、19人が死亡した。ロイター通信が報じた。イスラエル軍は「テロリストが潜伏していた」と主張した。
レバノン南部では16日、軍が国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の監視塔を砲撃した。UNIFILが発表した。イスラエル軍はこれまでにも複数回攻撃しており、各国が非難している。