対ロシア、早期終戦に否定的見解 ウクライナ軍前総司令官が講演

 【ロンドン共同】ウクライナ軍前総司令官のザルジニー駐英大使が17日、ロンドンで講演し「ロシアとの長期戦から抜け出すのは、ほぼ不可能に思える」と述べ、早期の戦闘終結に否定的な見解を示した。欧米が2023年、ウクライナに必要な武器を供給しなかったため、勝利の機会を失ったとも指摘した。

 ザルジニー氏は軍総司令官だった23年11月に英誌エコノミストが報じたインタビューで、戦闘が「膠着状態」にあると発言。ゼレンスキー氏が「膠着ではない」と否定し、両者間の亀裂が指摘された。ゼレンスキー氏は今年2月、ザルジニー氏を解任した。

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