辞任の検察トップ、徴兵不正か ウクライナ、戦争犯罪捜査を主導
【キーウ共同】ウクライナのコスチン検事総長が22日、辞任した。各地の健康診断で徴兵逃れのための不正が報告されており、関係している可能性がある。コスチン氏はロシアによる戦争犯罪の捜査を主導してきた。
ゼレンスキー大統領は声明で、ほかにも徴兵などを巡って公務員による不正が多数報告されていると説明し、問題なのは「検察だけではない」とした。22日の国家安全保障・国防会議であらゆる不正を追及する考えを示した。
一方、英BBC放送ロシア語版によると、ウクライナ東部ドネツク州で21日夕にロシアによる無人機攻撃があり、14歳の少女が死亡。22日未明ごろには別の空爆で11歳の少年が犠牲になった。