独の少女像撤去、差し止め求める 設置の韓国系市民団体

 【ベルリン共同】ベルリンの公有地にある従軍慰安婦の被害を象徴する少女像に関して撤去命令を受けた設置者の韓国系市民団体「コリア協議会」が、命令差し止めの仮処分をベルリンの行政裁判所に申し立てた。団体関係者への取材で22日分かった。

 団体は2020年9月、ベルリン市ミッテ区に少女像を設置。区が今年9月下旬、10月31日までの撤去を団体に命じていた。撤去しない場合は過料を科すという。団体は戦時下の性暴力を伝える像として恒久的な設置を求めており、今月10日に命令差し止めの仮処分を申し立てた。

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