米大統領選、7割が「ストレス」 厳しい分断、心理学会が調査

 【ワシントン共同】米心理学会は22日、米国で成人の69%が、厳しい分断の中で迎える大統領選に大きなストレスを感じているとの調査結果を発表した。共和党トランプ前大統領が政権維持を狙った2020年選挙の68%と同等だが、16年選挙の52%よりも大幅に高い。選挙後の政治的暴力を懸念する人は72%に上った。

 価値観の違う家族とぎくしゃくしたと32%が答えており、調査を主導したエバンス博士は、この数年の政治状況の中で人間関係が傷ついてきたと指摘。「極端な人の声は大きいものだが、多くの人は価値観や心配事を共有していることを忘れないで」と訴えた。

 調査は8月、成人約3300人に実施した。

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