伊藤詩織さん映画、米公開 初監督作、性暴力を調査

 【サンフランシスコ共同】自らの性暴力被害を公表したジャーナリスト伊藤詩織さん(35)が初監督を務めたドキュメンタリー映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」が1日、米サンフランシスコで一般公開された。被害を伊藤さんが調査する様子を描いた同作は今年4月、サンフランシスコ国際映画祭で審査員特別賞を獲得している。

 伊藤さんは、2015年に元TBS記者から性暴力を受けたと17年に公表。同作は、元記者に損害賠償を求めた訴訟などに臨む様子を、自ら撮影して心境や状況を日々記録した当時の映像を用いて描いた。訴訟は22年に最高裁で被害を認める判決が確定した。

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