米当局、暴力や不信感の扇動警戒 大統領選の投開票巡り

 【ワシントン共同】米国土安全保障省サイバー・インフラ安全局(CISA)のイースタリー局長は4日、大統領選の安全確保策に関し、電話で記者会見を開いた。接戦州で票数が確定せず不安定な状況が続くのに乗じ、敵対国などが暴力や人々の相互不信をあおる事態に懸念を表明。「正確な情報源は各地の選挙管理当局だ」と強調した。

 共和党のトランプ前大統領が早々に勝利宣言し、混乱が拡大する恐れもある。イースタリー氏は「投票日や翌日に目にする“結果”は公式情報ではない。特定の候補者や陣営の発言に注目しないで」と注意を促した。

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