ドイツ野党、首相の退陣要求 信任投票「直ちに実施を」

 【ベルリン共同】3党連立政権が崩壊し、2党の少数与党政権に移行したドイツのショルツ首相は7日、保守野党、キリスト教民主同盟(CDU)のメルツ党首と会談した。総選挙の前倒しに向け、来年1月の議会での信任投票を主張するショルツ氏に対し、メルツ氏は直ちに実施し、退陣するよう求めた。

 DPA通信などによると、2025年予算の年内成立を目指すショルツ氏は、最大野党のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との協力をメルツ氏に打診。メルツ氏はすぐに信任投票を実施するのであれば応じるとしたが、ショルツ氏は拒否し、来年1月の実施を譲らなかった。

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