ハイチで米旅客機に銃撃1人負傷 治安悪化、評議会は首相解任

 【リマ共同】治安が悪化しているカリブ海の島国ハイチの首都ポルトープランスにある国際空港で11日、着陸しようとした米スピリット航空の旅客機が銃撃され、客室乗務員1人が負傷した。乗客にけがはなかった。米メディアが報じた。ハイチでは武装したギャングが各地を支配し無法状態になっており、ギャングが銃撃したとみられる。

 一方、ハイチの暫定大統領評議会はコニーユ暫定首相を解任した。後任に実業家アリックス・ディディエ・フィゼメ氏が就任した。権力争いがあるとされ、政治安定や治安回復は遠のきそうだ。

 旅客機は米南部フロリダ州フォートローダーデール発で、目的地を変更し隣国ドミニカ共和国の空港に着陸した。

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