ドイツ総選挙、来年2月で合意 首相の信任投票は12月に
【ベルリン共同】ドイツメディアは12日、連立政権崩壊による解散総選挙について、ショルツ首相の社会民主党(SPD)と最大野党の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が来年2月23日に実施することで合意したと報じた。連邦議会(下院)での首相の信任投票は今年12月中旬に実施する見通し。投票は不信任となる公算が大きく、その後、大統領が議会を解散する。
ショルツ氏は当初、来年3月の総選挙を見込んでいたが、CDU・CSUが早期実施を要求。来年予算の年内成立には野党の協力が必須で、SPDはCDU・CSUと交渉を進めていた。