習氏、国際協調主導に意欲 「反トランプ」結束図る

 【リマ共同】中国の習近平国家主席は14日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が15~16日に開催される南米ペルーの首都リマを訪問した。到着時に談話を発表し、首脳会議での議論を通じて国際協調で主導的役割を果たすことに意欲を表明した。日米を含む各国と首脳会談を調整。「米国第一」を掲げるトランプ次期米大統領の単独主義や保護主義に反対する世論を形成し、国際社会の結束を図る。

 首脳会議に出席するバイデン米大統領は来年1月に退任予定。ロシアのプーチン大統領は欠席しており、習氏が存在感を高めている。

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