停戦「イスラエル次第」と強調 ヒズボラ指導者、演説で

 20日、イスラエル国境近くのレバノン南部の町で立ち上がる煙(ロイター=共同)
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 【エルサレム共同】レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの指導者カセム師は20日、事前収録の演説で「停戦が実現するかはイスラエル次第だ」と述べ、ネタニヤフ首相が真剣に対応すれば可能だと強調した。仲介する米国のホックスティーン特使は、ヒズボラ側の窓口を務めているベリ・レバノン国民議会議長と2日間協議し「さらなる前進があった」と語った。

 カセム師は戦闘を続ける姿勢も示した。ホックスティーン氏は20日夜、訪問先レバノンからイスラエルに移動し、ネタニヤフ氏の腹心、デルメル戦略問題相と会談。21日にネタニヤフ氏と停戦に向けた協議を進める。

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