トランプ氏、人質解放を要求 SNSに投稿、ハマスに報復警告
【ワシントン、エルサレム共同】トランプ次期米大統領は2日、米国人を拘束しているパレスチナのイスラム組織ハマスなどに対し、来年1月20日の自身の大統領就任式までに人質を解放しなければ「米史上最も激しい打撃を与える」と警告。「直ちに人質を解放しろ!」と自身の交流サイト(SNS)に投稿した。
これに対しハマス幹部は3日、停戦合意を破綻させ、人質解放を妨害しているのはイスラエルのネタニヤフ首相だと反発した。
ハマスは11月30日、イスラエル系米国人の人質男性の映像を新たに公開。男性はトランプ氏に「バイデン大統領と同じ失敗を犯さないでください」と語り、人質解放に向けた取り組みを訴えていた。