シリア中部の要衝ハマを制圧 反体制派、さらに南進へ

 【カイロ共同】中東の衛星テレビ、アルジャジーラは5日、シリア北部の最大都市アレッポを掌握した反体制派が中部の要衝ハマも制圧したと報じた。アサド政権軍は郊外に撤退し、反体制派がハマ中心部まで到達したという。政権側には新たな打撃となった。反体制派は第3の都市、中部ホムスに向け、さらに南進する構えを示している。

 シリア人権監視団(英国)は5日、政権側が武器を積んだ軍用車両200台以上をホムスに送ったと伝えた。ホムスの防衛を強化しているとみられる。シリアのアッバス国防相は動画声明でハマからの撤退は「戦術的な一時措置」と主張した。

 ハマとホムスはアレッポと首都ダマスカスの間にある。

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