独首相、信任決議案提出 否決見通し、2月総選挙

 【ベルリン共同】連立政権が崩壊したドイツのショルツ首相は11日、自身の信任決議案を連邦議会(下院)に提出した。16日の信任投票で否決され、不信任となる見通し。これを受けてシュタインマイヤー大統領が議会を解散し、来年2月23日に総選挙が行われる。

 世論調査の支持率では最大野党の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が首位で、難民排斥やウクライナ支援反対を掲げる右派「ドイツのための選択肢(AfD)」が2位。与党のショルツ氏の中道左派、社会民主党(SPD)と環境保護政党「緑の党」は支持が低迷する。

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