イスラエル軍のガザ駐留に同意か 停戦交渉でハマス、米WS報道
【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は12日、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉で、イスラム組織ハマスが初めてイスラエル軍の一時的なガザ駐留に同意したと報じた。アラブ側仲介役の話としている。停戦合意につながる可能性があるが、依然として交渉は予断を許さない状況だという。
双方に提示されている条件は、ハマスが60日間の停戦期間で最大30人の人質を解放する代わりに、イスラエルがガザへの人道支援拡大を容認するとともにパレスチナ人囚人を釈放するとの内容。
イスラエル軍はガザとエジプト境界などに駐留し、ハマスは境界にあるラファ検問所のガザ側で活動しないことにも同意した。