サルコジ元大統領初公判 仏大統領選で不正資金

 【パリ共同】フランス・パリの裁判所は6日、2007年大統領選に勝利したサルコジ元大統領が、リビアの独裁者だった故カダフィ大佐側から巨額の選挙資金を不正に受け取ったとされる事件の初公判を開き、サルコジ被告が出廷した。有罪の場合、最長で禁錮10年の判決が言い渡される可能性がある。フランスメディアが報じた。

 大統領選前にカダフィ氏側と「協定」を結び資金支援を受けたとされるが、被告はでっち上げだと主張している。被告に近かった元閣僚らを含む11人も公判の対象になった。公判は4月10日まで続き、その後判決が言い渡される。

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