蘇州事件、9日に初公判 日本人母子ら切り付け

 【上海共同】中国江蘇省蘇州で昨年6月、日本人母子と中国人女性が切り付けられるなどして死傷した事件で、当局に起訴された中国人の男の初公判が9日に蘇州市の中級人民法院(地裁)で開かれることが8日、日中関係筋への取材で分かった。

 日中関係筋によると、男は事件前に市外から来ており、仕事や家族がなく孤立感を深めていたという。中国当局は起訴の罪名や詳しい犯行動機を明らかにしていない。

 事件は6月24日午後に発生。日本人学校のスクールバスを停留所で待っていた30代女性と未就学の男児が男に刃物で切り付けられ負傷。バス案内係の中国人女性=当時(54)=が刺されて死亡した。

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