ガザ停戦交渉「合意可能」 詰めの協議と米高官
【ワシントン共同】カービー米大統領補佐官は10日のオンライン記者会見で、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉について、20日に迫るバイデン大統領の任期満了までの合意は「可能だと思う」と述べた。「多大な努力をしなければ不可能だ」とも指摘。カタールで3日に再開した交渉は詰めの協議が続いているとした。
バイデン氏は9日、「幾つかの実質的な進展があった」と記者団に話した。パレスチナ高官によると、イスラエル側がイスラエルとガザ境界から1キロ以内の住民帰還を認めないと主張し、仲介国が撤回を求めている。米ニュースサイトのアクシオスによると、イスラム組織ハマスは解放する予定の人質リストの提示を拒んでいる。