同性愛者、神学校への入学容認 イタリア司教、条件付きで
【ローマ共同】イタリア司教協議会は10日までに、男性の同性愛者が司祭になる訓練を受けるため、ローマ・カトリック教会の神学校に入学するのを認める新たなガイドラインを公表した。「同性愛行為を実践する人たち」などは対象外とする条件を付けた。ANSA通信などが報じた。
ガイドラインは教皇庁の承認を得たとしており、カトリックの教義に従って独身を守る必要性も強調している。教皇フランシスコは性的少数者の人々に寛容な姿勢を示しているが、神学校への同性愛者の受け入れには否定的とみられていた。