捜査機関独立性に懸念集中 米FBI長官候補ら公聴会

 【ワシントン共同】米連邦捜査局(FBI)長官候補カシュ・パテル氏(44)と国家情報長官候補トゥルシ・ギャバード氏(43)が30日、上院委員会で公聴会に臨んだ。トランプ大統領への忠誠心が目立つ2人に対し、民主党議員らは「不適格だ」と指摘。重要事件の捜査や情報収集を担う両機関の独立性を維持できるかどうかを懸念する声が相次いだ。

 第1次トランプ政権で国家安全保障会議(NSC)幹部を務めたパテル氏は司法委員会で、FBIを政治的に利用しないと述べた。トランプ氏が議会襲撃事件で支持者らを恩赦したことを巡り「警察官へ暴力を振るった人物の減刑には賛同しない」と語った。

 パテル氏は過去にトランプ氏の私邸を家宅捜索したFBIのレイ前長官らを捜査すべきだと主張したことがある。実際に捜査するかどうかを問われ、回答を避けた。

 元民主党下院議員のギャバード氏は情報特別委員会で、ウクライナを侵攻するロシアを擁護した過去の発言や、シリアのアサド前大統領との面会が疑問視され、釈明に追われた。

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