教皇の病状「さらに改善」 バチカン、腎不全も快方に
【ローマ共同】ローマ教皇庁(バチカン)は26日、肺炎で入院中の教皇フランシスコ(88)の病状が「さらに若干改善している」と発表した。23日に判明した軽度の腎不全も良くなっていると説明した。胸部CTスキャンの結果、肺炎の治療が順調に進んでいると確認され、血液検査の数値も改善しているという。
教皇は酸素投与を継続しているとした上で、呼吸困難の症状は起きていないと強調。病室で仕事をしているが、回復の見通しについては引き続き明確にしなかった。
教皇は14日、ローマの病院に入院。バチカンは22日、教皇の病状が前日より悪化したと発表したが、24日には「病状が若干改善している」と表明していた。