ロシアとミャンマー、原発で合意 小型の建設協力
【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は4日、クレムリンで、公式訪問したミャンマーのミンアウンフライン総司令官と会談した。両国はミャンマーでの小型原発建設協力など約10本の政府間協定などに署名した。プーチン氏は「小型原発の建設は、安価で環境にクリーンなエネルギー供給に道を開く」と意義を強調した。
総司令官は会談で、ロシアによるウクライナ侵攻は欧米の行動の結果として起きたと主張。軍事作戦を全面的に支持するとした。
総司令官はまた「ロシアの尽力のおかげで世界は多極化に向かいつつある」と指摘した。プーチン氏は両国の貿易額が昨年に4割増加したとして、経済関係の潜在性の高さを強調した。