米、避難民の滞在資格を撤回か ウクライナからの24万人
【ワシントン共同】ロイター通信は6日、ウクライナから米国に避難する約24万人の一時滞在資格について、米政権が早ければ4月にも撤回する方針だと報じた。米政府高官の話としている。実際に撤回された場合、国外に追放される可能性があり、人道上の懸念が高まりそうだ。
トランプ氏は6日、ホワイトハウスで記者団に対し、政権内で一時滞在資格の撤回措置が「適切だと言う人もいれば、そうでない人もいる」と説明。ウクライナの人々を「傷つける意図はない」とした上で、措置を講じるかどうかを近く判断する意向を示した。
ウクライナ避難民の一時滞在資格は、バイデン前政権がロシア侵攻開始を受けて付与を開始した。