トランプ氏、イランに書簡 核開発問題で「取引望む」
【ワシントン、カイロ共同】トランプ米大統領は7日放送のFOXビジネスのインタビューで、敵対するイランの最高指導者ハメネイ師に同国の核開発問題に関して交渉を呼びかける書簡を5日に送ったと明らかにした。イランの核兵器保有を容認しない考えを重ねて示し「取引を望んでいる。イランを傷つけるつもりはない」と話した。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、イランの核開発阻止に向けた「和平合意」の締結に期待感を表明。イランとの間で「近く何かがあるだろう」と語った。
国営イラン通信によると、イラン国連代表部はトランプ氏の書簡をまだ受け取っていないと明らかにした。