スーダン軍、首都奪還を表明 内戦の準軍事組織から
【カイロ共同】アフリカ・スーダンの内戦で、国軍トップのブルハン統治評議会議長は26日、戦闘を続ける準軍事組織、即応支援部隊(RSF)から首都ハルツームを「解放した」と述べ、首都奪還を表明した。2023年4月の内戦開始以後、ハルツームの大部分はRSFの支配下にあった。国軍が最近、RSFの拠点を相次ぎ制圧し、勢力を拡大していた。
ハルツームから北東部ポートスーダンに拠点を移していた国軍にとって大きな戦果となった。一方、RSFは西部ダルフール地方で勢力を保ち、戦闘継続の構えを崩していない。