日馬、朝青龍の激励メールで無傷3連勝

 「大相撲秋場所3日目」(11日、両国国技館)

 大関日馬富士は松鳳山を寄り切った。3度目の綱とり挑戦で、初めての無傷3連勝。課題の序盤戦で好調をキープしている。

 日馬富士が“鬼門”を突破した。今場所初めて荒々しい張り手を解禁。松鳳山に左右4発食らわせ、もろ差しから一気に寄り切った。過去2度の綱とり場所で、3日目に初黒星の09年名古屋は9勝6敗、2日目に敗れた11年秋場所は8勝7敗だった。3度目の挑戦で、初の無傷3連勝だ。

 前日までと異なり、土俵下から緊張した様子だった大関。日々重圧は大きくなるが「今日の1番に集中した。自分の相撲を取るだけ」と振り返り、3連勝にも「あまり意識せず自分の相撲を取るだけ」と、表情を変えなかった。北の湖理事長(元横綱)は「安定している。負けられない気持ちが強い」と評価した。

 「兄貴」と慕う元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏からは、連日激励のメールが送られてくる。場所前にモンゴルに帰省した際は、現地で会食し「信じている」と期待の言葉を授かった。場所中に国技館に応援に訪れる予定の「兄貴」のためにも、無傷で白星を積み上げる。

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