日馬富士、昇進伝達までの流れ

 大相撲の第70代横綱に昇進が内定している大関日馬富士(28)が25日、在籍する伊勢ケ浜部屋(東京都江東区)で、土俵入りで使用する綱の材料を仕込む「麻もみ」に立ち会った。

 伝達式は26日朝、両国国技館で開かれる九州場所(11月11日初日・福岡国際センター)の番付編成会議と理事会を経て、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で行われる。9時から始まる理事会で、横綱審議委員会の推薦を受けた横綱昇進を決議。昇進が決定すると、日本相撲協会を代表して、理事と審判委員の1人ずつが使者として国技館から伊勢ケ浜部屋へ出発。日馬富士は親方夫妻と共に出迎え、口上を述べて応じる。5年前、横綱昇進を伝達する使者が白鵬の所属部屋に到着したのは9時20分だった。

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