貴親方発案!相撲プロアマ交流戦開催
大相撲の貴乃花親方(元横綱)が中心となって企画した若手力士とアマチュア相撲の強豪高校との合同大会が20日、宮崎県椎葉村で行われた。プロ側の呼び掛けによる画期的な交流戦で、底辺拡大や相撲人気回復のきっかけとするのが狙い。
大会は1チーム3人の団体戦で行われた。大相撲からは貴乃花部屋と立浪部屋の幕下以下の力士が各部屋で2チームをつくった。アマからは全国高校総合体育大会常連の埼玉栄、鳥取城北、文徳(熊本)が参加。全7チームで総当たり戦を行い、6戦全勝で埼玉栄が優勝した。
貴乃花親方は「プロもアマも同じ相撲道を志す者同士。一つになって初めて大相撲が確立される。この試みを歴史的なものにするためにも、続けていくことが大事だ」と話した。