白鵬、4場所ぶり優勝に王手

 「大相撲九州場所13日目」(23日、福岡国際センター)

 横綱白鵬が4場所ぶりの優勝に王手をかけた。大関稀勢の里を押し出しで下して1敗を堅守。3敗で追う力士も平幕の旭天鵬だけになった。14日目に勝つか、旭天鵬が負ければ、通算23回目の優勝が決まる。「最近は忘れていたから、何とも言えない。今日みたいに、いい相撲をとるという考え」。結び前の一番で、新横綱日馬富士が4敗目を喫して優勝の可能性が消滅。「負けられないプレッシャーはあった。勝って良かった」と、先輩横綱の威厳を保てたことに安どしていた。

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