白鵬、内弟子2人に誓ったV24!
日本相撲協会は24日、大相撲初場所(来年1月13日初日、両国国技館)の新番付を発表した。九州場所で23度目の優勝を飾った横綱白鵬(27)=宮城野、新小結松鳳山(28)=松ケ根、新入幕の琴勇輝(21)=佐渡ケ嶽=が、それぞれの部屋で会見。白鵬は北の湖理事長(59)=元横綱=に並ぶV24を誓い、26日の新弟子検査に臨む内弟子として、アマ相撲の強豪、鳥取城北高の石浦外喜義監督の長男で、同校、および日大相撲部で活躍した石浦将勝(23)を披露した。
穏やかな笑顔で番付発表を迎えた。11月の九州場所で通算23回目の優勝を果たした白鵬には、初場所で2場所連続優勝と北の湖に並ぶ通算24回目の優勝がかかる。「今年は東京場所で優勝していないので、来年は優勝したい」。初場所で賜杯を抱けば朝青龍の通算25回も視界にとらえる。
土俵以外でも充実の時を迎えている。この日は昨年9月場所で十両に昇進した大喜鵬に続く2人目の内弟子、石浦を紹介した。今春の日大卒業後はオーストラリアへ語学留学したが、7月に相撲のオーストラリア選手権で優勝し翻意。尊敬する白鵬の門をたたいた。
身長172センチ、体重90キロの石浦は「小さくても何かやってくれると見ている人がワクワクするような力士になりたい」と抱負を口にした。自らもクリスマスイブに宮城野部屋に入門した白鵬は「大きなプレゼントをもらった。安美錦関や横綱日馬富士のように相撲のうまい力士に育ってもらいたい」と、大きな期待を寄せた。