【頑張れ高見盛5】組めず連勝ストップ
「大相撲初場所5日目」(17日、両国国技館)
高見盛の連勝は3で止まった。立ち合いから明瀬山の突き押しに後退。土俵際で右を差すも、両足はもう徳俵にかかっており、力なく土俵を割った。「組みたかった。それしかできないから」と悔しがった。右を差す四つ相撲を貫く。相手も対策を立ててくる。「覚悟はしている。読まれても仕方ない」と、最後まで信念は曲げないつもりだ。
引退を回避する十両残留には7勝が必要。前半戦の3勝2敗を「何とかやっているんじゃないですか。こんなポンコツな体で」と収穫を口にする一方、「相撲を取らない時が長く感じる」と不安もポツリ。広範囲にテーピングを施す右肩の症状名を問われると「こんなとこで話してどうするの」と口を閉ざした。