大嶽部屋が21日からけいこ再開
大嶽親方(元十両大竜)が20日、21日から部屋の稽古を再開することを決めた。稽古場の土俵の半分に板を敷き、その上に元横綱大鵬、納谷さんの遺体を安置しているが「明日からオヤジの前で四股を踏む。大鵬さんは『力士は何があっても、まわしを締めて稽古をするのが大事』という考え。それに近いことをしたい」と説明した。
三段目で部屋最古参の闘鵬は「場所中にそんなに休むわけにはいかない」とし、納谷さんを前にしての稽古を「気が引き締まります」と話した。初土俵から17年目の32歳は「教えは心に残っている。厳しいけれど愛情を感じた」と、思い出を語った。