元高見盛、親方衆の顔覚えてなかった!

 振分親方として第二の人生に踏み出す元小結高見盛(36)に3日、先代師匠で元関脇高見山の渡辺大五郎さん(68)が異例のアドバイスを行った。この日、東京都台東区の摩利支天徳大寺で豆まきした渡辺さんは「第一に早く親方衆の顔を覚えること。それからだ」と真顔で通達した。

 いかにも高見盛らしい。現役を14年間も務めていれば数少ない親方衆の顔と名前は知っていて当然。しかし、渡辺さんは相撲に集中していたせいで「部屋に出稽古へ来る親方しか知らない」と嘆いた。有名な元大関の顔と名前も知らないという。それでは親方業務に差し支える。

 4日は親方衆の職務が決まる。人気者を宣伝担当にしたら?「まだ早いよ。少しずつ勉強しないと無理。花道の警備とかやって少しずつ」と、一からのスタートを勧めた。

 先月31日の評議員会には、場違いな礼服に黒ネクタイを締めて現れた振分親方。これも「嫁さんがいないから。バストが大きい人が好きだからね。バストが大きくて田舎の人がいいな」と、あらためて嫁取りにはっぱをかけていた。

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