芳子夫人“大鵬2世”孫に託す

 1月19日に死去した元横綱大鵬の納谷幸喜さん(享年72)の一般ファン向けの「お別れの会」が11日、東京・両国国技館で行われ、約2500人が献花をして昭和の大横綱との別れを惜しんだ。

 献花台には授与された正四位叙位や旭日重光賞、三つぞろいの化粧まわし、雲竜型の綱、太刀などが飾られた。配布用に用意したあいさつ状も瞬く間になくなり、芳子夫人は「たくさんの方に来ていただいて感謝しております。本人も喜んでいると思います」と感慨深い面持ちだった。

 3人の孫が祖父の遺志を継いで角界入りを目指しているが、芳子夫人は「自分なりに頑張って一生懸命やると思います」と“大鵬2世”に思いをはせた。また、大嶽親方(元十両大竜)も「相撲人大鵬がファンの方を大事にしてこられたことを実感しました。国技館でやれていい供養になったと思う」としみじみと話した。

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