白鵬「レスリング残して」父は五輪銀
大相撲の横綱白鵬(27)=宮城野=が13日、レスリングが2020年五輪の「中核競技」から除外されたことを残念がった。前日のIOC決定を受け「(日本で)レスリングが発展してきている感じでしたから。昨日今日始まったスポーツではない。なくすのはもったいない」と話した。
自身の父・ムンフバトさん(71)はモンゴル相撲の大横綱であり、68年メキシコ五輪のレスリング男子フリースタイル87キロ級の銀メダリスト。吉田沙保里とも親交があり、競技経験はなくともレスリングに関心を寄せていた。20年五輪の東京開催を熱望し「東京五輪が実現して、会場でレスリングを見たい。残してほしい」と訴えた。
この日は都内で行われた冷凍食品「えびとチーズのグラタン」の新CM発表会見に出席。CMでは幼稚園児と共演し「日本を背負って立つ子どもたちがおいしくいただく商品のCMなので大変光栄です」とあいさつした。また、リポーターから前日に婚約発表した安美錦と、婚約解消が明らかになった大関琴奨菊についてコメントを求められたが、「両方びっくりですね」とだけ応じた。