元高見盛「自分を超える力士育てる」
大相撲初場所を最後に引退した元小結高見盛の振分親方(36)が19日、出身地の青森県板柳町に引退後初めて帰郷した。後援会長でもある舘岡一郎町長に、引退と親方就任を報告し、「自分より上に行く力士を育てたい」と抱負を語った。
黒のスーツ姿で町役場を訪れた振分親方は、舘岡町長に「親方として相撲界に残ることになりました。現役時代は大変お世話になりました」とあいさつした。
親方としての今後については「新弟子を育成するのが何より大事」と断言。「自らがんがんいく相撲を教えたい」と話した。
昨年8月の地方巡業以来の帰郷という振分親方。故郷の雪を見て「冬の青森だな、と思う」と、しみじみと話した。