舛ノ山“弟分”春場所でデビュー
「大相撲春場所」(3月10日初日、大阪・ボディメーカーコロシアム)
幕内舛ノ山の“弟分”が、千賀ノ浦部屋に入門することが26日、分かった。小4、小5でわんぱく横綱に輝いた矢ヶ部克将(15)が、来月2日の新弟子検査を経て、春場所で初土俵を踏む。
小1で大阪・守口市相撲連盟で相撲を始め、守口二中に進むと昨年8月の全国大会で団体準優勝の原動力となるなど活躍。父広明さんと千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)に共通の知人がおり、入門を決めた。身長173センチ、体重160キロの矢ヶ部は「普段は優しいのに稽古は真剣な舛ノ山関はあこがれです。関取のような押し相撲で上を目指したい」と、夢を描いた。
押し相撲、体形、わんぱく相撲出身という共通点がある舛ノ山も「ケガには気をつけて、早く(十両に)上がってほしい」とエールを送った。