日馬富士2日連続金星配給…休場は否定
「大相撲春場所4日目」(13日、ボディメーカーコロシアム)
横綱日馬富士が3日目の高安に続いて、千代大龍にも金星を配給した。支度部屋では風呂場から口笛を吹きながら戻り、しばしの沈黙の後「まあ、負けは負けです」と完敗を認めた。連覇は厳しくなったが「またあした、一生懸命集中して頑張ります。まだ終わったわけじゃないから」と、休場は否定した。
北の湖理事長(元横綱)は「連敗は横綱のイメージとしてよくない」と苦言を呈した。続けて「気持ちで追い込まれないよう、土俵に上がらないといけない。連敗を引きずっているとよくない。心機一転頑張れ!!」と奮起を促した。
師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「序盤に負けるとガクッときてしまうことがある」と心配していた。9勝6敗に終わった昨年九州場所のような連敗癖が、再び出てしまった。