「大相撲春場所５日目」（１４日、ボディメーカーコロシアム）
日馬富士が連敗を脱出した。高安、千代大龍と連日の金星を配給していたが、この日は妙義龍に頭から鋭く当たり、張り手を繰り出しながら左に動いて送り倒した。「まあ自分の相撲に集中したまで」と淡々。ようやくの３勝目を「過ぎたことは変えられない。今日に集中した。ベストを尽くした結果だから仕方ない」と、振り返った。
師匠の伊勢ケ浜親方（元横綱旭富士）は「気合に乗るといいんだが、取りこぼして負けたことがね」と高安戦の黒星を嘆いた。横綱の両足首に痛みがあることを明かす一方、今後の休場については「歩ける以上はそんな話にはならない」と否定した。
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