内山横審委員長、9勝の日馬を擁護

 大相撲春場所の横綱審議委員会が25日、東京・両国国技館で行われた。今場所で9勝6敗に終わった横綱日馬富士について、内山斉委員長(読売新聞グループ本社顧問)は、「足首を負傷している中で、よく踏ん張った。健闘を称えたい」と擁護した。北の湖理事長(元横綱)からは厳しい指摘があり、同委員長も「少し波がありすぎる印象はある」と安定感の欠如について言及はあったものの、各委員からは特に批判は出なかったという。また、「大関陣に気迫が足りない」と苦言を呈した。

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