武蔵川親方、甥っ子が新弟子検査受検へ
武蔵川親方(元横綱武蔵丸)の甥(おい)でハワイ出身のフィアマル・ペニタニ(18)が16日、東京・両国国技館で九重事業部長(元横綱千代の富士)の面接を受けた。日本語能力などに問題がなければ夏場所で新弟子検査を受検し、ビザが発行される名古屋場所で初土俵を踏む。
武蔵丸二世として注目されるフィアマルのしこ名について、親方は「武蔵丸はつけないよ。重いだろ」と否定。「武蔵○○にはなるけど、自分のしこ名で、やめるまで頑張っていけばいい」。自分の力でしこ名を有名にさせるようにと、はっぱをかけた。
190センチ、138キロと立派な体格のフィアマルは、日本滞在が通算1年近くあり日本語も理解できるようになった。「面接では親方の名前、好きな力士、部屋の名前とか聞かれた。親方のDVDは見てる。親方のように突っ張りたいです」と意気込んだ。