稀勢綱とりへ横審「全勝優勝目指せ」

 大相撲の横綱審議委員会が27日、東京・両国国技館で開かれた。夏場所で13勝2敗の成績を残した大関稀勢の里について、内山斉委員長(読売新聞グループ本社顧問)は「全勝優勝するかと思ったので、最後の連敗はいただけない。来場所はもうひと踏ん張りして綱とりに挑んでほしい」と期待をかけた。

 来場所(7月・名古屋)で綱とりの目安については「12、13勝じゃ駄目でしょう。全勝優勝を目指してほしい」と熱望。14勝の優勝同点でも協会から諮問があれば、推挙の対象になることにも言及した。

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