境川部屋の豪栄道&妙義龍が存在感
「大相撲名古屋場所」(7月7日初日、愛知県体育館)
初の綱とりに挑む大関稀勢の里(鳴戸)が27日、愛知県扶桑町の境川部屋へ出稽古した。妙義龍、豪栄道の両関脇と続けて26番取り11勝15敗だった。
境川部屋の両関脇が存在感を見せた。稀勢の里とほぼ互角だった豪栄道は「いい稽古ができた。踏み込んで立ち合いで勝った時は流れがいい。本場所でも意識したい」と話した。先場所は7勝8敗に沈み、大関挑戦は振り出しに戻ったが「期待に応えられるようやっていきたい」と前を向いた。大関に2勝4敗だった妙義龍は、低い体勢のまま押し出す持ち味を見せ「立ち合いを意識した。(本場所は)2ケタ勝つ気でいく」と、大関とりに意欲を見せた。