大砂嵐が初黒星 ラマダン「問題ない」

 「大相撲名古屋場所3日目」(9日、愛知県体育館)

 初のアフリカ大陸出身力士で、4日目からラマダン(断食月)に臨むイスラム教徒の十両・大砂嵐(大嶽)が、初黒星を喫した。

 同じ新十両の青狼(錣山)に頭をつけられ上体が起き、強引に寄ったが左上手投げで裏返しにされた。「腰が高かった。悔しいのでもっと頑張って勝つ」と悔しがった。日の出から日没まで飲食が禁じられる試練が目前に迫ったが「問題ない」と言いきった。

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