白鵬、栃煌山を秒殺!34連勝決めた

 「大相撲名古屋場所4日目」(10日、愛知県体育館)

 横綱白鵬が栃煌山をとったりで仕留め、自身2位となる34連勝をマークした。

 目にも止まらぬ速攻だった。白鵬は立ち合いで左に動いて栃煌山の右腕をつかむと、間髪入れずとったりで転がした。わずか1秒で、前日に稀勢の里を下した難敵をあっさり料理。春場所から続く連勝を34まで伸ばして、自身最長の63連勝に次ぐ数字とした。

 「立った瞬間に(相手の)腕がありましたね」と余裕たっぷりに振り返った。連勝記録について問われると「意識はまったくない。普段と変わらない」と自然体を強調した。

 尊敬する双葉山に追いつけと、重圧の中で勝ち続けた63連勝の時とは、精神面でのゆとりは比較にならない。「前回とは違って今回は余裕がある。一番一番集中できている」と、客観的に見つめることができている。場所前に上位力士との稽古が不足して仕上がりを不安視する声もあったが、第一人者はきっちり調子を上げてきている。

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